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Who we are

KOBELCOの強み

創業から一世紀以上。売上高約2兆円。10以上の事業領域で50を超えるオンリーワン製品・技術を保有
――そんなKOBELCOの強みを、戦略や風土から分かりやすく解説します。

※「KOBELCO」は神戸製鋼グループの統一ブランドです。
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複合経営戦略

複合経営でグローバル競争に打ち勝つ

大手鉄鋼メーカーにおいて、鉄鋼事業以外の事業の割合が最も大きいのが、KOBELCOだ。鉄鋼に加え、銅・アルミ・産業機械・エンジニアリングなど「複合経営」を行っているのが、KOBELCOの最大の特徴である。

「素材」「機械」「電力」3本柱

鉄鋼、溶接、アルミ・銅などの「素材」
産業機械、エンジニアリングなどの「機械」
電力供給事業の「電力」に加え、電子材料、不動産など、
多岐にわたっている。

選択と集中の結果の多様性

国際的に競争力のある高付加価値製品開発や、将来性の
見込める新事業を創出し続けた結果、多様性を確立した。

鉄からミドリムシまで

独自技術やオンリーワン製品・技術を活かすことで、事業領域を拡大。
神鋼環境ソリューションでは、ミドリムシの量産技術も確立!

複合経営でずっと顧客と向き合ってきた

戦前にはすでに機械、鋼、エンジニアリング、
建機事業をスタートさせた。複合経営はDNAに刻まれている。

メーカーとしての基盤を着実に固める
合名会社 鈴木商店の
神戸製鋼所として創業
国産1号機の電気ショベルを製造。
アルミ・銅製品や溶接材料の生産を開始
鉄鋼・非鉄と機械の複合経営の基盤を築く
国内初、金属チタンの生産を開始 初の海外拠点となる
ニューヨーク事務所を開設
バングラディシュに日本企業
初の肥料プラントを建設
海外でのビジネスと複合経営を本格化
加古川製鉄所が完成。線材等の生産開始 国際化の加速。アジア、中東、
アメリカへ次々と海外拠点を開設
国際統一営業標識として「KOBELCO」を制定
KOBELCOは次の100年へ
神鋼神戸発電所第1号機、2号機完成。
国内最大規模の電力卸供給事業を開始

「製鋼」のイメージを、はるかに超えた事業領域。

複合経営を行うKOBELCOにおいて、鉄鋼事業の売上比率は全体の約4割。残り6割を占めるのは、鉄鋼以外の溶接、アルミ・銅、建設・産業機械、プラントエンジニアリング。さらには、電力卸供給、環境ビジネス、防災設備までもが含まれている。競合のように規模を追い求めるのではなく、付加価値の高い事業へ集中と選択を行いながらも、そのビジネス領域は極めて広い。
ここでは、そのごく一部を紹介する。「製鋼」という社名からは想像できない、その広大な領域を感じてほしい。

得意分野は自動車
電気をつくり、地域へ
災害から人と自然を守る
「つなげる」で№1
温泉からエネルギー
得意分野は自動車

自動車は、KOBELCOが最も得意とする分野のひとつ。クルマのあらゆる部分にKOBELCOの素材は使われ、アルミパネル材は国内シェア50%、弁ばね用線材は世界シェア50%を誇る。また、各自動車メーカーがCO2排出量削減に取り組む中、安全性と燃費向上のための車体軽量化を実現する素材を開発。さらに、海外ネットワークを活かしたメーカーのグローバル生産・調達のサポートや、燃料電池自動車向け水素ステーション開発を行うなど、自動車産業の発展に大きく貢献している。

電気をつくり、地域へ

神戸製鉄所内の神鋼神戸発電所は、国内最高水準の環境保全を実現している都市型発電所だ。発電規模140万kWは、電力卸供給(IPP)事業者としては日本最大規模。神戸市のピーク時の電力需要約70%をまかなうことが可能で、都市のライフラインの自立にも貢献している。また、現在、真岡製造所隣りの敷地では神鋼真岡発電所の建設が進む。日本初の本格的な内陸型火力発電所として、日本の電源分散化や地域経済への貢献が期待されている。

災害から人と自然を守る

大型化する台風やゲリラ豪雨などから人命と自然を守るため、KOBELCOは、さまざまな砂防・防災設備を開発している。その一つ、格子型鋼製砂防えん堤は、国内トップの納入実績がある格子型のダム。洪水時には土石流・流木などを強力にせき止めるものの、平常時は土砂が下流に流れ、水流や魚の往来を妨げない。また、KOBELCOオリジナルのフレア護岸は、緩やかな曲線を使って波の力を減衰する技術。従来用いられる消波ブロックや背の高い護岸を使用しないため、景観も砂浜の生態系も保護・維持できる。

「つなげる」で№1

鉄骨・橋梁・建設機械などの製造に欠かせない溶接において、高速かつ安定した作業を行うのが溶接ロボットだ。KOBELCOの溶接ロボットシステムは、鉄骨や建設機械分野などの中板・厚板分野で国内トップの実績を誇る。また、KOBELCOの溶接事業は、材料・システム・電源・装置・施工法などを組み合わせたトータルのソリューションを展開、日本やASEAN地域でNo.1の地位を堅持している。今後は、海外展開を加速させ、グローバルトップメーカーを目指す。

温泉からエネルギーを生む

さまざまな産業機械を手がけるKOBELCO。その中でも特徴的なのが、マイクロバイナリーである。KOBELCOが持つ世界最高のスクリュ圧縮機技術から生まれた、世界初の半密閉スクリュタービン方式バイナリー発電システムで、温泉、工場排温水、地熱など再生可能エネルギーを活用し発電できる。狭い場所にも設置可能であり、現在、温泉旅館などで地熱・温泉発電設備として使われている他、自治体の防災拠点でも利用されている。

オンリーワンと多様性

ただのNo.1では、「オンリーワン」になれない

KOBELCOの持つ豊富なオンリーワン製品・技術。それは、単にシェアNo.1を指すのではない。
顧客の課題に応えるために改善を重ね、製品に昇華させる。その積み重ねが信頼となる。高いシェアはあくまで結果である。

事業領域ごとに、多彩なオンリーワン製品・技術を産み続ける。変化する市場の中で、蓄積された「オンリーワン」は磨かれ、進化する。さらに、異なる製品・技術群がシナジーを産み、次の事業を切り拓く。こうして、我々の複合経営は続いていく。

オンリーワンと多様性で、クルマの課題を解決。

これまで、クルマのあらゆる部分に使われてきたKOBELCOのオンリーワン製品・技術。環境性能、安全性、走る楽しさ・快適さなどがクルマに求められる中、KOBELCOは「オンリーワン」を進化させ、新しいニーズに応えている。

それだけではない。例えば、新車開発ではメーカーへ解析技術、材料最適化&加工法を提案。あるいは、世界に広がるネットワークを駆使し、メーカーのグローバル生産・調達をサポート。クルマづくりの課題も解決する。

パネル
エンジン
衝突安全部品
パワートレイン
サスペンション
燃料電池
トランスミッション・歯車
構造部材(ボディー、シート)

材料最適化&加工法の提案

  • ★ 成形解析技術
  • ★ 切削シミュレーション技術
  • ★ 衝突評価技術
  • ★ 電磁成形技術
  • ★ 異種金属接合技術
  • ★ アーク溶接技術
  • ★ 成形用金型と表面処理技術

各種解析技術の提供

  • ★ グローバルネットワークの構築
        世界の有力素材・部品メーカーとの幅広い提携を構築
  • ★ グローバルニーズへの対応
        市場ニーズに対応した生産拠点、サービス

グローバルサポート

  • ★ 電磁波計測技術
  • ★ 磁場解析技術
  • ★ NV計測・予測技術
  • ★ 熱解析技術
  • ★ 耐熱・耐摩耗コーティング技術

KOBELCOのDNA

「面白そう」「まず動く」が、すべての原点

複合経営とオンリーワン製品・技術を支える組織風土。起点となるのは一人ひとりの「好奇心」だ。
顧客から持ちかけられる課題・難題を「面白そう!」「挑戦してみよう!」と思えること。そうでなければ仕事は愉しめない。

まずは自ら動く。動けば、必ず壁にぶち当たる。そんな時、我々が考えるのは「どう壁を乗り越えるか?」だ。
顧客とともに。社内の「プロフェッショナル達」とともに。壁を越え、成長し、新たな信頼を築く。それは、創業以来繰り返されてきた光景だ。そして、この繰り返しが次のオンリーワン製品・技術と、新たな事業領域を産み出していく。

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多様な「個」をKOBELCOの力に。

KOBELCOの組織の起点は、好奇心を持って課題や難題に挑戦する社員一人ひとり。だから、我々は個人を尊重し、ダイバーシティに積極的に取り組む。
性別・世代・人種・障がいの有無・考え方・価値観・宗教などさまざまな個性を受け入れ大切にするダイバーシティは、KOBELCOの企業理念の一つである、「社員一人ひとりを活かし、グループの和を尊ぶ」に通じる。「KOBELCO VISION “G+”」達成し、成長を続けるためにも、多様な価値観を持つ人たちが力を発揮し、組織の創造力を高めていくことは不可欠だ。これからも、KOBELCOはダイバーシティを積極的に推進していく。

同業他社に先がけ、仕事と家庭の両立を支援する制度を整備してきたKOBELCO。2014年には、ダイバーシティ推進室を新設し、女性の活躍促進に加え、外国籍社員や障がいを持つ社員など多様な価値観や背景を持つ社員の活躍支援を行っている。

女性の活躍促進に向けた取組例

  • さまざまなライフイベントに備え、早期から能力を発揮し、活躍促進させることを目的としたキャリアアッププラン。
  • 育児休業からの早期職場復帰を希望する人を経済的に支援。
  • 配偶者の転勤などを理由に退職した人を5年以内に再雇用する制度、または、3年間の休業取得制度。
  • 女性社員によるネットワーク形成支援を目的とした交流会。
図

グローバル戦略

「個」が切り拓くグローバルな信頼

「KOBELCO」ブランドは、国内より海外でこそ有名だ。
鉄鋼事業はもちろん、それぞれの事業部門が早くから海外進出し、独自の地位を固めてきた。北米への進出は1960年。その後、70年代には中東、80年代は中国に進出し、「新興国ビジネス」の基礎を築いた。

世界で築いてきたKOBELCOブランド。その歩みは常に、個々の社員が切り拓いてきた。語学や海外経験など関係ない。我々の製品・技術を求める人がいるところ。そこが我々の仕事場だ。

国内市場が成熟した現在、KOBELCOのグローバル展開はさらに加速する。約100カ所の海外拠点で、今も多くの社員が市場に向き合う。メキシコ、インド、ルクセンブルグ・・。新たな国、新たなパートナーと共にプロジェクトを進める。中長期経営ビジョンが掲げる「海外売上高比率50%以上」という数値。それは、個々の社員にとって、新たな挑戦と成長機会の拡大を意味する。

拠点
アジア・オセアニア76拠点
ヨーロッパ・中東7拠点
北米・南米19拠点
16カ国/102拠点

世界に展開するKOBELCO。そのほんの一例。

1960年、ニューヨークに初の海外拠点を設立以来、積極的な海外進出を果たしてきたKOBELCO。ここに挙げた10を超える事例は、ここ数年のトピックスにすぎない。
KOBELCOの世界への挑戦は、これから、そのスピードを加速していく。

溶接	タイ
溶接	オランダ
溶接	韓国
機械	ドバイ
機械	ドイツ
鉄鋼	アメリカ
アルミ・銅	ドイツ
アルミ・銅	中国
エンジニアリング	ルクセンブルグ
エンジニアリング	インド
エンジニアリング	中国
機械	ブラジル
鉄鋼	中国
アルミ・銅	アメリカ
鉄鋼	メキシコ

乗り越える力と目指す世界

動き、乗り越え、創造する

あらゆるモノづくりに不可欠な「素材」「機械」。KOBELCOの複合経営はこの2軸を中心に展開してきた。顧客が実現しようとする「モノ」という価値。我々は、その価値づくりの「パートナー」だ。

パートナーである以上、我々の「つくる」は机の上では完結しない。
顧客の難題に、グローバルの広大なフィールドに、何年にも渡るビッグプロジェクトに。自ら飛び込み、人や知見を集め、ともに壁を越える。動き、乗り越えていくその先に、我々は価値を創り出す。

1995年、神戸。震災で壊滅的打撃を受けた製鉄所を、我々は2ヶ月半で再稼働させた。数多くの危機を乗り越えてきた経験と自信が、我々を次のステージに向かわせる。
製品や技術に限らず、人や経営においても。我々は他にはない「オンリーワン」を目指す。

「KOBELCO VISION “G”」から「KOBELCO VISION “G+”」へ。

KOBELCOは、2010年4月より中長期経営ビジョン「KOBELCO VISION“G”」をスタートさせた。さらにこの「KOBELCO VISION“G”」を基に、今年度より「2016~2020年度グループ中期経営計画」をスタート。
今中期経営計画では、素材系事業・機械系事業・電力事業の3本柱による成長戦略をいっそう深化させ、磐石な事業体を確立させるビジョン「KOBELCO VISION“G+” (ジープラス)」への取り組みを推進する。

目指すべき事業ポートフォリオ像(事業別利益構成)

「KOBELCO VISION “G+”」の取り組み

中長期的に伸張する成長分野に経営資源を集中し、当社グループ独自の付加価値を更に高め、競争優位性を発揮していくことで事業を拡大・発展させるとともに、社会への貢献を目指します。最終年度である20年度には、「ROA※5%以上、D/Eレシオ※1倍以下の堅持」を目標とし、財務の健全性を確保しつつ、収益性(資本効率)の向上を実現する。
※ROA:経常損益÷総資産 ※D/Eレシオ:有利子負債÷自己資本

3つの事業成長戦略

素材、機械、電力