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KOBELCO VISION“G+”とは

神戸製鋼グループ 中長期経営ビジョン

KOBELCO VISION “G+”へ

「KOBELCO VISION “G”」を基に、「2013~2015年度グループ中期経営計画」を経て、新たに今年度より「2016~2020年度グループ中期経営計画」をスタートさせました。今中期経営計画では、素材系事業・機械系事業・電力事業の3本柱による成長戦略をいっそう深化させ、磐石な事業体を確立させるビジョン「KOBELCO VISION“G+” (ジープラス)」への取り組みを推進しています。

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素材系・機械系・電力の3本柱による成長戦略と経営基盤の強化

素材系事業

① 輸送機軽量化への取り組み
(1)自動車分野

自動車分野では、燃費・CO2排出規制が強化されていく一方で、安全性向上への対応も求められており、自動車軽量化のニーズは今後ますます加速していくものと想定されます。軽量化効果とコストのバランスに優れた超ハイテン・アルミ素材の競争力強化に加え、マルチマテリアル化を実現する当社独自のソリューション技術(異材接合技術等)を武器として、グローバル市場におけるシェアを拡大し、自動車分野における成長を確固たるものとします。また、競争力の源泉となる国内マザー工場の強化や海外市場(北米・中国)での成長取り込みに向け、1,000億円規模の戦略投資を検討します。

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(2)航空機分野

拡大が見込まれる航空機分野では、当社が保有するチタン・アルミ・マグネシウムなどの素材において、上工程(溶解、鋳造/鍛造)を強化するとともに、下工程(機械加工、表面処理、塗装)参入・拡大に向けた研究開発を推進します。上~下工程一貫体制の確立により、国内完結型サプライチェーンの構築などユーザーニーズに応え、アジア圏で存在感のあるサプライヤーを目指します。

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② 鉄鋼事業の収益力強化〈2015⇒2020年度 収益改善効果〉

2017年度での加古川製鉄所への上工程集約(+150億円/年以上)に加えて、設備投資や生産現場でのコスト削減など追加の収益改善策(+300億円/年)を実行、輸送機分野での成長(+250億円)との両輪で収益の底上げを図ります。

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機械系事業

① エネルギー・インフラ分野への取り組み

圧縮機事業の拡大に向けて、非汎用圧縮機事業において大型ターボ圧縮機市場への参入を図ります(世界最大級の試運転設備を2017年4月に立ち上げ)。また、グローバル展開や商品競争力強化、生産基盤強化により汎用圧縮機事業を拡大し、アジアにおけるトップグループの地位確立を目指します。

水素関連ビジネスについて、水素ステーション総合テストセンターの新設や、再生可能エネルギーを利用した水素ステーションの実証試験などを通じて差別化技術を確立することで、国内外市場での競争力を強化し、水素ステーション向けユニットなどの拡大を目指します。

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② 建設機械事業の収益力強化

中国ショベル事業について、生産能力の見直しや2拠点の機能見直しによるクロスソーシングの推進(日本・米国・東南アジア向けに本体/製缶部品を供給し操業度を確保)など収益力強化に向けた構造改革を断行し、事業の再構築を行います。2016年4月に北米ショベル工場を稼働させるとともに、欧米・インドでの拡販なども実行していきます。さらに、コベルコ建機とコベルコクレーンの事業統合(2016年4月)により、強靭な事業基盤を確立し、ショベルとクローラクレーンで、グローバルで存在感のある企業(グローバルシェア:ショベル 10%、クレーン中小型 40%、大型 15%)を目指します。

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電力事業

神戸発電所の安定操業を継続するとともに、意思決定済みの真岡・神戸の2つの新規発電プロジェクトを着実に推進し、2022年度で395万kWの発電規模を達成、安定収益基盤の確立を図ります。

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経営基盤の強化

コーポレートガバナンスの強化

監査等委員会設置会社への移行、取締役会メンバーの見直し、独立社外取締役会議の新設、業務執行体制の強化によるコーポレートガバナンス体制の強化を図ります。

人材確保・育成

ダイバーシティの推進や働き方変革を通じて安全で働きやすい職場作りに注力し、当社グループの成長を牽引する人材の確保・育成を図ります。

技術開発力・ものづくり力の向上

主力製品の競争力強化のための差別化技術や、自動車、航空機、エネルギー分野で顧客価値を実現する製品・プロセスの創出に取り組みます。
また、品質力や現場力の強化、データ活用により、生産基盤強化とものづくり力の底上げを図ります。

KOBELCO VISION “G”とは

1905年の創立以来、「ものづくり」を通じて社会に貢献してきた神戸製鋼グループは素材系、機械系の事業を中心に、電力卸供給、電子材料などの幅広い分野で、付加価値を持つ製品・技術・サービスを提供してきました。鉄鋼事業が原料価格高騰などの環境変化で厳しい現在も、建設機械や産業機械系の事業が着実に業績を上げ利益を確保しており、複合経営を特長とする神戸製鋼グループならではの強みが発揮されています。これらをさらに強化し将来に向けた成長軌道を確かなものとするため、2010年4月に策定されたのが、中長期ビジョン「KOBELCO VISION “G”」です。「KOBELCO VISION “G”」では、5年から10年後に目指すグループ像を掲げ、ビジョン実現に向け、5つの基本方針に沿って事業を展開していくことを示しています。

5~10年先のグループ像を見つめた中長期経営ビジョン

1.オンリーワンの徹底的な追求

多様な知識や技術を融合して、神戸製鋼グループならではの新たなオンリーワンを創出

変化する顧客ニーズを常に発掘・捕そくし、より良い製品・技術として反映することで顧客満足度を向上

既存ビジネスの川下や川上の領域にも事業展開することで、付加価値を飛躍的に向上

2.ものづくり力のさらなる強化

「ものづくり力」とは「“永続的に”信頼される技術、製品、サービスを提供する力」であり、成長のための「エンジン」

神戸製鋼グループの競争力の源泉であるものづくり力の強化に、グループ全体で取り組む

3.成長市場への進出深化

新興国を中心とする成長地域での事業展開を強化

環境・資源・エネルギーなど国内外の成長分野への取り組みを加速

4.グループ総合力の発揮

技術・人材・情報・アイデア・知恵などを、価値観や組織の枠を超えて有機的に結合し、新たな価値を創造する

事業基盤の強化・変革を担う事のできるグループ人材、グローバルな事業展開にも対応可能な人材を計画的に育成

5.社会への貢献

コンプライアンスに対する「感度」の高い企業風土を醸成すると共に、地域社会や環境問題への貢献を中心として、積極的に社会的責任を果たす

目指すグループ像

グローバル市場において存在感のある企業グループ 安定収益体質と強固な財務基盤を備え持つ企業グループ 株主・取引先・従業員・社会と共栄する企業グループ