「こんなことを実現したい」という課題に立ち向かうたび、新たな技術を身につけ、時にそれまでなかった使い道を見つけてきました。私たちにとっての技術とは、誇るべき力であり、挑戦の証でもあるのです。ほんの一部ですが、私たちの技術と挑戦についてご紹介します。
CO2排出量削減のため、自動車の燃費向上が求められる中、私たちはマルチマテリアルによる自動車の軽量化に着目しております。鉄とアルミ、異なる材質の金属に関する専門性。さらには、溶接(接合)の技術もある私たちは、独自のアプローチでこの課題に取り組んでいます。他にも、大型船舶に用いる鋼板や、航空機のエンジン部品に用いるチタン合金など、幅広く材料の専門知識を活かすことで技術革新に貢献しています。
つよい、軽い、まげやすい、削りやすい。鉄鋼・アルミ・銅・チタン等、多様な材料に対して、いくつもの性質をコントロールする技術。
複数の素材で構成された部材が、どのように変形し、どのように壊れるか、を実験や解析で評価する技術。
持続可能な未来へ向けて、燃料電池の普及・活用が進められています。私たちは、カーボン系材料とチタン材料のノウハウを組み合わせ、燃料電池の重要部品「セパレータ」の高性能化に成功。自動車や家庭向けなど、燃料電池の普及を支え続けます。
流体の動きや、熱が伝わる速さ・分布を解析で予測する技術。水素を高圧状態で保持するため、圧縮で発生する熱を効率よく取り除くために活用しています。
流体から特定の成分を取り出す技術。化石燃料などから水素を取り出す際にポイントとなる「短時間に、大量(高濃度)に、低コスト」を考える上でキーとなる技術です。
ものづくりの技術とICTを組み合わせた研究を行なっています。将来はスマートファクトリーの実現を目指し、製品の受注から製造までの期間短縮、機械の故障予知も行うことで、ロスを最小限に。人とロボットが助け合う、次世代のものづくりを目指しています。
ICTを活用し、製品開発およびものづくりの高度化を実現します。過去の製造データや、工場内の機器や製品の状態を見える化することで、効率的な稼働による生産性の向上を図ります。
お客様へ製品をお届けする期日に対して、最も効率的になるよう、原材料の手配・生産計画・在庫管理・物流などを最適化する技術です。
橋梁に用いるための耐食性に優れた建設材料を開発し、補修工事の負担を減らしています。材料だけでなく、自動溶接の技術を開発することで、職人不足という社会課題にも取り組むなど、複合的なソリューションを提案しています。
金属表面の反応制御や機能膜形成により、金属材料の特性を改善する技術です。さびの進行を抑制する鋼材開発において、重要な技術です。
溶接の過程で起こる現象や、施工をモデル化し、職人しかできない溶接施工を自動化するための技術です。橋梁や建物の鉄骨を溶接する際にも活用されています。
私たちが展開する発電所は、一般的な発電所とは異なり、街の近くにあります。より近くから電気を届けることで、送電ロスを減らし大幅な省エネを実現。街との共生を目指し、高効率化と環境負荷低減で「エネルギーの地産地消」というモデルケースをつくろうとしています。
流体から特定の成分を取り出す技術。環境汚染物質(NOx、SOx、煤塵)の除去に必要となります。より多くの汚染物質を効率的に取り除くことに貢献しています。
高効率な発電を行うために、ボイラー・タービン・発電機など一連の設備を正確に制御する技術です。
もっともっと、
未来はよくできる。
世界は、応えたい想いに
あふれているはずだから。
つぎに社会を前に進めるのは、
あなたという
可能性が生み出す、
新たな技術かもしれません。