
高砂製作所
機械事業部門
産業機械技術部 樹脂機械室
Kさん
2018年中途入社
工学部 機械工学科 卒
CAREER

- 2018年
-
キャリア入社
機械事業部門
産業機械技術部 樹脂機械室 配属樹脂混練造粒装置のエンジニアリングと付帯設備設計業務に携わる。

初めての転職。慣れない日本語。
「イチから一緒に」の言葉に救われた。
前職では石油化学系のプラントエンジニアリングの会社で、2年間働いていました。プラントの総合エンジニアリングに携わる仕事も面白かったのですが、次第にものづくりの現場に近い仕事がしたいという想いが強くなり転職を決意。機械メーカーに絞って転職活動を行なっていました。前職の時に、神戸製鋼の産業機械を導入していたこともあり、神戸製鋼は馴染みのある会社。技術力の高さや品質の高さについても、よく知っていました。この会社で働きたいという想いを一層強くしたのは、面接の場。一社目で日系企業に就職はしていたものの、大学までミャンマーで過ごしていたこともあり、日本語は不慣れ。不安を抱えて臨んだ面接で、樹脂機械という言葉さえ知らなかった私に対して、面接官が機械に関する説明を丁寧にしてくれたのが、とても印象に残っています。「イチから一緒に頑張りましょう」入社時にかけてもらった言葉の通り、周囲のサポートのおかげでスムーズに仕事につくことができました。

タイで試された、
エンジニアとしての実力。
受注案件のプロジェクト全体を取りまとめるプロジェクトエンジニアに任命されたのは、入社して半年が経った後。それまでは上司の案件に同行していたのですが、今回は私が主担当を務めることになったのです。お客様はタイの石油化学メーカー。現地の技術者と仕様を確認する初回の打ち合わせで、タイに出張に行くことになりました。私たちが納入する樹脂混練造粒装置やその付帯設備に関して、ご要望などを細かく擦り合わせる重要な打ち合わせ。内容を詰め切るために、打ち合わせは数日間にも及びます。いざ出張を目前にして、一緒に行く予定だった上司が別の出張先から合流することに。最初の二日間は、私一人でお客様対応をすることになったのです。神戸製鋼の社員として現地に赴く以上、入社半年というのは言い訳にはなりません。部署内の先輩や同僚にたくさん質問し、準備に準備を重ね、なんとか乗り切ることができました。この時の経験を通して自信がつき、プロジェクトエンジニアとして大きく成長することができたと感じています。

世界を舞台に、
エンジニアとしてのスキルを磨く。
これまでいくつものプロジェクトを経験してきましたが、いまだに緊張するのは出荷前の検査です。何度も打ち合わせを重ね、厳しい要求を乗り越え、ようやく迎えた出荷前の検査日。お客様が機械の最終チェックをする際に、私達エンジニアや他工場メンバーもお客様の質問や疑問にすぐに答えられるよう、お客様とともに再度機械をチェックします。GOサインが出た後は、お客様を囲んでプロジェクトチームみんなで打ち上げするのが恒例。プロジェクトエンジニアとしての達成感が得られる瞬間です。プロジェクトエンジニアの仕事に加えて、樹脂機械の付帯装置の詳細設計にも携わっています。案件の進捗を追いかけるなか、お客様の要求仕様や適用規格を踏まえて機械の仕様を自ら決定するため、仕様策定の過程でさまざまな技術に触れることができ、エンジニアとしてのスキルを高めることができる。実際にものづくりに携わることで、お客様との打ち合わせで技術的な質問をいただいた時にも、自分の言葉で自信を持って説明ができる。今では海外のお客様先や取引先に出張するのが楽しみになりました。ものづくりに携わり、世界中を飛び回るエンジニアになりたい。転職前に漠然と抱いていた夢が現実のものとなっています。
SCHEDULE
とある1日のスケジュール
- 08:30
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出社
メールチェックや、一日の計画を立てます。
- 09:00
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チームミーティング
チーム内のスケジュールを共有。連絡・相談事項があれば
その場で打ち合わせします。 - 10:00
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設計業務
機械・装置の図面のチェックや、サプライヤーとのやりとりを行います。
- 12:00
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昼休憩
- 13:00
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エンジニアリング業務
設備の基本設計、配管ルート・機械配置設計について業務を行い、
ときにはお客様と打ち合わせします。 - 15:00
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工場訪問
サプライヤー工場にて購入品の性能検証や検査立会を行います。
- 19:00
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退社
