WORK LIFE BALANCE

ワークライフバランス

神戸製鋼では、社員一人ひとりが仕事もプライベートも充実したものにできるように、さまざまな制度や支援を設けています。働き方が多様化する世の中で、誰もが働きやすい環境で、理想のキャリアを歩めるよう、これからもサポートを続けていきます。

ワークライフ支援

KOBELCO ライフサポート休暇

育児・介護・障がい・不妊治療・家族の看護・ボランティア活動・学び直し等のために取得できる休暇(有休)を毎年5日付与。最大60日まで積立でき、ライフイベントに応じて必要なタイミングで利用可能。

育児休業からの早期復帰支援制度

1歳未満の子を認可外保育所に入れて育児休業から復帰した場合、認可外保育所との利用料の差額分の補助金が受けられる制度(最大60万円補助)。

再雇用エントリー制度

結婚・育児・介護・配偶者の転勤を理由に退職し、退職時に本制度にエントリーした社員について、退職後5年後以内に事情変更により神戸製鋼への再就職を希望する場合は、会社の再雇用ニーズとのマッチングを検討する制度。

キャリア継続休職制度

配偶者の転勤などのために配偶者と別居状態にある社員については、別居状態解消のために休職ができる制度(最大3年間)。

数字で見る
LIFEにいいこと

時間外労働時間
(総合職のみ)

18.9h/

年間休日

121

女性の育児休業
取得率

100%

女性の育児休業
平均取得日数

465

男性の育児休業
および
育児のための
特別休暇取得率

95%

男性の育児休業
平均取得日数

72

育児休業からの
復帰率

99.6%

定期採用者
3年未満離職率

4.1%

2023年度実績

VOICE

神戸製鋼では、仕事と子育ての両立を応援しています。
実際に産休・育休を取得した先輩社員の声をご紹介します。

子どもと同じくらい、
自分のキャリアも
大切にしたい。

エンジニアリング事業部門
企画管理部 人事グループ配属

Rさん

CAREER

2016年

新卒入社
エンジニアリング事業部門
原子力・CWD本部
CWDプロジェクト部 技術室配属

2018年

エンジニアリング事業部門
プロジェクトエンジニアリング本部 プロジェクト部
基本計画室 配属

2019年

産前産後休業・育児休業取得(第1子)
育児休業後、同部署に復帰

2021年

産前産後休業・育児休業取得 (第2子)
育児休業後、同部署に復帰

2024年

エンジニアリング事業部門
企画管理部 人事グループ 配属

第1子と第2子ともに1年間、産休・育休を取得しました。当時私の所属していた部署は女性が少なく、産休・育休を取得したのは私が初めて。けれど、上司もすごく理解のある方で、産休・育休取得前から部署全体で仕事のサポートをしていただきました。また、部内外問わず多くの方から子育てのアドバイスをいただく機会もあり、育児で長期間職場を離れることにあまり不安は感じませんでした。また1度目の休業の際には、同じ時期に事業部門内の同年代の女性社員も産休・育休を取得していました。復帰後に、お互いの近況を報告しあったりと、同じ境遇にいる仲間がいてすごく心強かったです。産休・育休が明けて、いざ職場に復帰する時、会社や仕事の情報に一切触れていなかったため、不安はありました。しかし、復帰する2週間前には上司との面談の場が設けられて、部署や案件の状況を事前にキャッチアップできました。復帰後もすぐに、プロジェクトにアサインしていただき、無理のない範囲で責任のある仕事も任せてもらえました。また、産休・育休を経て思いがけない発見もありました。それは、私は仕事が好きということ。休業して仕事から離れてみて、育児に追われる生活の中でも、働いていない自分にどこか物足りなさを感じたんです。子どもはもちろん大切ですが、同じくらいに自分の仕事もキャリアも大切にしたい。いつか子どもが巣立った後も、やりがいを持って仕事に臨んでいたい。そんな想いに気づかせてくれた、産休・育休でした。

“この瞬間”の大切さに
気づくことができた育休。

機械事業部門
技術本部 産業機械技術部 樹脂機械室

Aさん

CAREER

2015年

新卒入社
機械事業部門
技術本部 産業機械技術部
タイヤ・ゴム機械室 配属

2021年

育児休業取得(第1子)
育児休業後、同部署に復帰

2023年

機械事業部門
技術本部 産業機械技術部
樹脂機械室
兼 人事労政部労政グループ 配属

2024年

育児休業取得(第2子)
育児休業後、同部署に復帰

産後、女性の心身の回復には時間がかかると言われています。1人目を授かったときに、妻と子どもの心身の健康を守るために、パートナーの育児、家事のサポートは絶対に必要だと考えていました。出産時期が近づき、妻と育休について話し合い、6ヵ月間の育休を取得しようと決意。育休中は社会保険料の免除に加え、雇用保険による育児休業給付金が休業開始から6ヵ月まで67%支給されることも判断材料になりました。機械事業部門では育休を取得している男性社員もたくさんいると聞いていましたが、6ヵ月間の育休取得は聞いたことがなく、周囲の反応には不安を感じていました。しかし、上司、同僚とも、私の申し入れを快く受け入れていただき、業務の引き継ぎに積極的に協力してくれました。「子育て頑張ってね」と声もかけてもらい、とても嬉しかったのを覚えています。また、第2子の育休は現部署への異動後に取得し、ここでも6ヵ月間の育休の申し入れを受け入れていただきました。復帰した現在では、フレックスタイムを活用して、出退勤の時間を定時よりも早めたり、週に1,2度、在宅勤務を活用して、通勤時間分を家事や育児の時間に充てられるようにしています。人生の中で育児だけに集中する期間が6ヵ月、あるいはそれ以上あってもいいというのが、2度の育休を経た私の考えです。私にとって育休は、育児家事を楽しみながら、我が子との“この瞬間”を過ごすことができた貴重な時間でした。これから子育てされる方が自ら選択した期間、タイミングで育休を取得できるような環境が社内や世の中に広がっていって欲しいなと思います。自身の体験から、社内でより育休に関する理解を進めるとともに、育児をしながら誰しもが仕事で成果を出す機会を得られる環境づくりをしていきたいです。