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素材系事業

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素材系事業

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2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、現時点では技術的ハードルの高さやコストなど様々な点で克服すべき課題も多くありますが、実現に向けた取り組みを強化していきます。
当社グループはカーボンニュートラルに貢献する技術・製品も多く有しており、これらの技術・製品は自動車の電動化をはじめとした様々な環境対応製品で採用いただいています。これらの商品力強化にも取り組み、様々な形でCO2削減に取り組んでいきます。

VISION

自動車弁

世界シェア

50

自動車用

弁ばね用線材

高張力鋼板

世界最高強度

高張力鋼板

(ハイテン)

アルミボトル缶材

複雑な加工に対応

国内シェア

70

アルミボトル缶材

自動車用弁ばね用線材

自動車用弁ばね用線材は、自動車用エンジンの中でも非常に重要な役目を果たす弁ばね向けに開発された特殊鋼線材です。エンジン内のシリンダー上部に取り付けられ、吸排気弁の動きをコントロールする弁ばねは、線径2~5mm程度、1個あたり30~50gの小さな部品です。しかし、1分間に数千回の伸縮という、高い繰り返しの荷重を受けるため、非常に高い品質が求められます。もし、弁ばねが破損すると、走行中の重大事故につながる恐れもあり、走行距離10万km以上あるいは10年間という長期間で疲労破損しないことが第一条件です。また、経年変化により、ばねがへたり、ばねの高さが低くなってしまうと、エンジン性能に悪影響が出ることから、耐へたり性の高いものが要求されます。疲労寿命と耐へたり性は相反する特性であり、これを両立させることは高い技術が必要です。

Value

自動車用弁ばね用線材の分野では、当社は世界50%のシェアを占めており、「線材の神戸」の代表的な製品として世界で活躍しています。また、自動車の低燃費化が進む現代では、弁ばねは、さらに小型に、さらに高応力にと進化が進んできました。また当然それに伴って、疲労強度または耐へたり性のさらに高い弁ばね用線材が要求されています。ハイブリッド車では、1g軽いばねを使うことで燃費が0.2%向上し、回転数も100~200rpm上げることができるとの試算例もあり、弁ばね用線材のさらなる高強度化が要求されていくと考えられています。

アルミ材

アルミ材は大きく、アルミ板、アルミ鋳鍛造品、アルミ押出品・加工品、の3種類の製品群からなります。自動車のエンジンフードに使われるアルミ板や飲料ボトルの缶材など、軽量化の実現が望まれている製品が主であり、国内では大きなシェアを誇っている製品ばかりです。

パソコンやTVレコーダーなど、いまや私たちの生活に不可欠となったハードディスク。その性能を支えているアルミニウム合金基盤にも、当社の製品が使われています。「ブランク」と呼ばれる部品では、世界シェア約50~60%を維持。ハードディスクのさらなる高性能化に寄与しています。また、さまざまな形状への対応や複雑な部品への技術力も高い当社は、アルミボトル缶材のうち、複雑な加工が必要なボトル缶で約70%の国内シェアを持っています。

Value

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チタン

日本唯一の

総合一貫メーカー

航空機エンジン向け

チタン

アルミ鍛造部品

40%以上の軽量化
(従来比)

国内トップシェア

国内シェア

自動車サスペンション用

アルミ鍛造部品

アルミディスク材

ハードディスク基板

世界シェア

60

アルミディスク材

リードレーム材

半導体パッケージの
配線材料

アジアシェア

20

半導体用リードレーム材

銅板条

銅材の製品群は大きくふたつ。ひとつは半導体用の「リードフレーム」や自動車用の「端子・コネクタ」などに使用する「銅板条」です。とくに自動車の神経とも言われるワイヤーハーネス部分には、「端子・コネクタ用銅合金」が使用され、国内シェア約30%を有しています。

Value

銅板条では、独自の元素配合により強度・伝導率・耐熱性を良質した高付加価値製品の開発を可能としています。半導体用リードフレーム剤では、アジアで約20%のシェアを持っています。自動車端子・コネクタ用銅合金およびめっきも、ワイヤーハーネスのコネクタに使用され、国内シェアは30%。従来にない小型化並びに高性能化に寄与しています。

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クランクシャフト

国内トップ

の実績(中板・厚板)

溶接システム

チタン

約800種類

あらゆる産業を支える

溶接材料

溶接材料

「FAMILIARC™」「TRUSTARC™」と2種類の溶接材料ブランドを展開。造船、建築鉄骨、橋梁、産業機械など広い産業分野で使用されています。コストダウンに大きく寄与する「フラックス入りワイヤ」や、環境に対する負荷を低減させた「銅めっきなしソリッドワイヤ」など、製造・販売している製品は約800種類に上り、あらゆる産業のものづくりに貢献してきました。

Value

幅広い分野で使用されているからこそ、溶接材料には環境負荷の低減が求められています。なかでもフラックス入りワイヤは、施工能率の高い溶接を実現する材料。溶接工数を大幅に削減し、溶接能率を大幅にアップさせ、美しい溶接ビード外観が実現可能です。環境への配慮面で大きな評価を得ているのが、銅めっきなしソリッドワイヤです。独自のワイヤ表面処理技術を行うことで、銅めっき処理を廃止し、負荷低減を可能にしています。

溶接システム

溶接ロボットシステムでは、特に建築鉄骨や建設機械分野などの中板・厚板分野において国内トップの実績を誇ります。溶接作業の自動化、効率化のみならず、お客様のコストダウンと高品質化の実現を図るなど、目指すのは最適な溶接ソリューションの提供です。狭あい部へのロボット適用率を向上させた溶接ロボット「ARCMAN™シリーズ」やスパッタの少ない高性能かつ高品質な溶接を行う溶接プロセス「REGARC™」があります。

溶接ロボットをベースとしたIoTやICTの活用にも積極的です。各種センサやカメラから溶接に関する情報を取り込み遠隔監視することができ、施工データのモニタリング、トレーサビリティもサポートしています。アジアでの実績を踏まえて北米への展開を目指す今、世界それぞれの市場に合わせた戦略を描いていきます。

Value

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1. 研究所の概要

2. コア技術紹介 金属組織制御技術

3. 材料系研究員インタビュー

4. 食堂・居室の紹介

5. 採用PR

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